2005年11月21日

第17号 番組紹介『日高義樹のワシントン・リポート』

左傾化まっしぐらのテレビ番組の中で、唯一とも言えるほど保守的な理論で展開される番組である。
一部で「なうあ〜」と呼ばれる日高義樹氏が、米国の高官・軍幹部と対談方式でインタビューする番組である。
インタビューのまとめが非常に秀逸であるが、矢張り番組をビデオ録画して視聴する事が最良であると言えよう。
ちょうど今日放送されていたので、今回紹介する事にした。

ところで、10月27日に氏の講演会があったので、講演会のまとめを紹介したい。
10月末現在における、日高氏の現状分析とも言えるものなので、是非ご覧いただきたい。

日本国内
・日本は長い不況によりいい感じに経済構造が変化した。
・現在日本では金がダブついている。
・長期の0金利政策により貯蓄率が下がり消費活動が活発化する。
・これまで企業が社内留保してきた利益が外部に配当として出てくる。
ヨーロッパ(特にドイツ)
・国民生活が良くなっていない。
・GDPにおける貿易の比率が日本10%に対しドイツ40%である。
・ヨーロッパもまた金余りの状態である。
米国
・現在の好景気は借金景気である。
・選挙好きのブッシュの当選は当然の結果だった。
・ブッシュの次は上院のマケインが有力である。
・原油価格が70$/バレルを超えると共和党政権が危うい。
・民主党政権になれば大幅な円高と人民元切り上げにより世界恐慌になる。
米軍
・中国の攻撃圏の沖縄からは近い将来撤退する。
・日本国内からも横須賀等一部を除いて撤退する。
・世界中に装備のみ満載した事前備蓄船を配し、兵員は国内から派遣する様になる。
・北朝鮮に対する攻撃は当分は核ミサイルによってのみ行われる。
・在日米軍の抜けた穴を補完するのは自衛隊である。
中国
・来年アメリカは中国元の大幅な切り上げを強く迫る。
・中国は五年後に現在の二倍の経済規模になっている。
・中国は世界中の産油国で買いに必死である。
・現在の石油価格の上昇は米中の経済対立の表出である。
・中国が反対するから日本が常任理事国になることはありえない。
・北朝鮮はどうでもよいが台湾とチベットは面子がかかっている。
・中国軍の主力はこれからも核とミサイルである。
北朝鮮
・北朝鮮は資本主義導入を行わず援助のみで成り立っている。
・米は半島は長年中国の支配下であったのだから中国が(韓国も込みで)支配すればいいと思っている。
・ただし安全保障の点から今はまだ韓国があったほうがよい。
・中国は北朝鮮支配にメリットが無い上に核問題という面倒を抱え込むつもりも無い。
・六カ国協議が進まないのは米中が問題をなすりつけ合っているからである。
日米中
・米軍が日本から撤退すれば自衛隊が穴を埋める。
・中国に対抗し常任理事国になるには日本が核武装する必要がある。
・クリントン時代に米国は中国と組んで日本を二流国に落とそうと画策した。
・米国がもっとも恐れているのは日中が手を組むことである。
・故に日米安保条約の破棄は決して起こりえない。
・米国の東アジア政策は手詰まりに陥りつつある。
・石油争奪戦はこれからも益々激しくなる。

後半では、今日の番組内容について触れていきたい。

↓『今月の「なうあ〜」(仮)』ご希望の方は、クリックにご協力宜しくお願い致します。
政治blogランキングへ政治blogランキングへ投票宜しくお願い致します。第122回『日本は常任理事国になぜなれないのか? 国連の真実に迫る!』

出演:米国連大使 ジョン・ボルトン
   政治評論家 ロバート・ノバック

第1部「アメリカは国連をどう変えようとしているのか」
 ・国連は基本的な理念を失った
 ・国連事務局は諸悪の根源である 国連を変えるには事務局を作り直さなければならない
 ・アナン事務総長の後任の検討を始めている

第2部「日本の常任理事国入りにアメリカは反対か」
 ・アメリカは日本の常任理事国入りを強く支持する
 ・常任理事国が増えすぎては困る
 ・日本は国連経費を19%も負担している 常任理事国になるのは当然だ
 ・常任理事国になると平和維持軍を大勢送らなければならないという事はない

第3部「国連は腐敗しきっている」
 ここではまとめがなかったが、「Oil-for-Food Program」を巡る汚職には、アナン事務総長の息子が関わっていたと言う事すら、我が国のメディアでは殆ど報道していない。
我が国で神聖視されている国連だが、最早体質は腐っており、合衆国から無視されて当然である。

しかも、常任理事国のうち、フランスは後から加盟して常任理事国となり、支那も中華民国が台湾に追われた事から中共が居座っている形である。
加えて、ソビエト連邦崩壊後はロシアに移っている。
つまり、結成当初の常任理事国は米国・英国だけと言うのが現状だ。

第4部「国連はなぜ北朝鮮問題を取り扱う事ができないのか」
 ・中国が北朝鮮問題を国連安保理で扱うのは適当でないと思っている
 ・核の拡散を防ぐ活動は国連外の組織PSIが行っているが事務局があるわけではない
  各国が情報を分け合い、協力し合っている
 ・冷戦の時代から国連安保理にはテロと核拡散の脅威に対応する準備ができていない

第5部「日本の常任理事国入りに中国が同意していない」
 ・現時点では中国は、日本の常任理事国入りを支持する意向を明らかにしていない
 ・アメリカと中国は安全保障理事会の常任理事国を極端に増やさないということでは同意しているが日本については米中の間で意見の隔たりがある
 ・国連は古い考え方を捨て21世紀に相応しい物になる必要があるが日本政府はその改革に力強い支援を与えてくれている

次回:『在日米空軍はどこへ行く』
   出演:米太平洋空軍 へスター司令官
   12/11(日)16:00から放送

国連通常予算分担金は、合衆国に次いで19%と高いのに、常任理事国になれない上に敵国条項の削除が未だなされていない。
加えて、他国の負担率は極端に低い。
喩えそれが常任理事国であってもだ。

だからこそ、国家予算を削ってまで納める必要がないとまで言われているのだ。
最早国連は、腐敗の温床と化している。
決して神聖なものではない。


あと、これは余談だが、ユニセフと日本ユニセフ協会について書かれた記事があったので、これも紹介しておこう。
このようないかがわしい組織の存在を許す我が国には、非常に情けない思いがする。

先般紹介した、『談志・陳平の言いたい放だい』と共に、今後連載していきたい。
日高氏の番組を取り扱った記事は、『今月の「なうあ〜」(仮)』と言うタイトルが思い浮かんだ。
posted by 諸行無常 at 05:27| Comment(4) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見逃したのでがっかりしていました。ありがとうございます。
Posted by のじ at 2005年11月21日 06:35
>のじ様

初めまして、筆者も毎回実況スレに潜伏しては、まとめの画像を頂戴してきます。
今回は1枚にまとまった画像を提供してくれる方がいらっしゃらなかったので、文字のみになっておりますが、そこはご勘弁を。
Posted by 諸行無常 at 2005年11月21日 06:46
あーこれは良い企画ですね♪
小生テレビ東京は見れませんし、2ちゃんねるを探検する気力もありませんから(笑)、大変助かります。(それ用のスレがあるとは知りませんでした)
Posted by 非国際人 at 2005年11月24日 06:05
>非国際人様

カテゴリーをご覧になればご理解いただけると思いますが、『今月の「なうあ〜」』で本決まりです。
談志師匠の番組は「今週の家元」にしました。
2つとも欠かさず視聴するに足るものですので、ご存知ない方々にも是非知っていただければと思い、記事として書く事に致しました。
Posted by 諸行無常 at 2005年11月24日 07:58
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