2006年01月02日

第44号 今上陛下の「新年のご感想」に思う

2005年が終わり、2006年と言う新年を迎えた訳だが、あまり「新年を迎えた」と言う実感がない。
ともかく、読者諸氏におかれては、今年も変わらぬご贔屓を賜りたいと存ずる。
2006年最初の記事は、天皇陛下の「新年のご感想」について筆者が思った事を述べていきたい。
平成18年の新年に当たり天皇陛下のご感想宮内庁ホームページより転載)

 昨年は,終戦から60年の年に当たりました。先の大戦では日本人310万人が亡くなり,また,外国人にも多くの犠牲者が生じました。私どもは戦争で亡くなった人々のことを決して忘れることなく,この多くの犠牲の上に今日の日本が築かれたことに思いを致さねばなりません。
 暮れになって降り始めた大雪で,各地で大きな被害が生じています。そのために20人を超える人々が亡くなったことを本当に残念に思います。自然災害の被害を受けた地域で,避難生活を続けている人々のことが案じられます。また,帰島を果たした三宅島の人々,帰島を果たせずにいる人々が共に健康を保つよう願っています。

 新しい年が皆一人一人にとって幸せなものであることを祈り,より良い社会を作るために皆が助け合って力を尽くしていくことを心から念じています。

まず全文のうち、自然災害の被害者に対する陛下のご憂慮についてであるが、昨年の暮れから大寒波が到来し、雪国では例年以上の大雪になった。
筆者は昨年の3月頃まで雪国にいたが、昨年ですら異例の大雪であった。
それをも上回る大雪であるから、毎年雪のせいで犠牲者が出る雪国において、犠牲者が増えてしまうのは次のような理由からである。
家を潰すまいと屋根に登っての作業における、屋根からの転落に伴う凍死・転落死、そして道路の側溝にも当然雪が積もるため、側溝の存在を確認できずに嵌まってしまい、それで凍死すると言うケースすらある。
斯くの如き犠牲者には、謹んで哀悼の意を表したい。

ところで、文中の色を変えて強調した部分には、筆者も思うところがある。
筆者の祖父は、硫黄島に軍医として派遣される事になって「いた」。
読者諸氏もご存知の通り、硫黄島における帝國軍は玉砕を遂げている。
では「何故筆者が今日存在し得るのか」と疑問に思われる事だろうが、筆者の祖父は病気により職務に支障を来たしたため、替わりの軍医が派遣されたのである(祖父も筆者の顔を見る事なく、40年以上前に他界しているが)。
筆者も斯くの如き尊き犠牲の上に成り立っている身であり、筆者の祖父が健康であったならば、筆者だけでなく筆者の父さえもこの世にはいなかった(筆者の父は戦後生まれである)。

筆者はそれを強く自覚しているからこそ、先人の尊い犠牲の上に成り立つ我が国を破壊する小泉にこの上ない怒りを覚えるし、国を切り売りするような売国奴と、小泉を褒め称える愚民共にも同じように怒りを覚えるのである。

それだけに、「新しい年が皆一人一人にとって幸せなものであることを祈り,より良い社会を作るために皆が助け合って力を尽くしていくことを心から念じています。」と言う陛下のお言葉は、筆者の心に染み渡る思いがする。
陛下のお言葉が、今の国民の心に響く事を筆者も強く念じたい。

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posted by 諸行無常 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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